東京厚生年金会館(千秋楽)

9/22から始まった秋ツアー全28公演が終了。個人的にはこのツアーに18公演に参加し、これまでとは比較にならないくらいぶっちぎりの参戦数になりました。12/1も昼・夜とも参戦しましたが、先週の厚生年金と大きく違うなぁと思ったのが会場前にいた人の数。先週は人をよけて歩く必要もないくらいな状況でしたが、この日は比較にならないくらい人が多く、やっぱり雰囲気が違う感じ。会場サイドからすれば迷惑な話でしょうが、ファンとしてはやっぱり会場は賑わってた方が嬉しいものです。
そして開演直前。さすが最終日だけあって、メンバーの登場を待つ間の盛り上がりも先週の比ではありませんでした。2,000人分のパワーが爆発する寸前の瞬間。何気にこういうシーンは結構絵になるものだと思っていますが、残念ながら世間的にはこれが一番「キモイ」と認識されてしまうんですよね・・・*1
公演中もわりと千秋楽SPな内容でした。
まずなんといってもさゆのMCの壊しっぷりがかなりヒドイ*2。当初「秋といえば?」という質問で始まったこのコーナーも、最近の公演では「クリスマスといえば?」に変わっていますが、その壊れた内容についてちょっと触れてみます。出演は亀井・道重・田中・ジュンジュン・リンリンの5人。
从*・ 。.・)<クリスマスといえば何ですか?亀井さん
ノノ*^ー^)<クリスマスといえば、やっぱりサンタクロース!
从*・ 。.・)<サンタさんはいい子のところにしか来ないんですよ。絵里、残念だったね。
ノノ*TーT)<・・・

(中略)
从*・ 。.・)<リンリンに聞きたいんですけど、中国のクリスマスでは北京ダックを食べたりするんですか?
川*^A^)<中国でも日本と一緒で、食べたい人だけが食べますので、お好きにどうぞ。
从*・ 。.・)<・・・。
从*・ 。.・)<では亀井さん、北京ダックで一発芸をお願いします。
Σノノ;^Д^)<ちょ・・・
ノノ*^ー^)<じゃ、じゃあいきます。





ノノ*^ー^)<ダックだよーん





右手は口元でくちばし、左手は腰の辺りでしっぽをつくって、鳥のマネをしながら「ダックだよーん」と言って歩くトップアイドルグループの人気メンバーPPP*3さん(18)。しかも寒い。あげく、次の小春ソロにつなぐ部分でステージ中央から下手へ移動するときにも、
从*・ 。.・)<絵里はダックで移動してね。
と強要される始末(笑)
過去にも何度か書いてきた記憶がありますが、さゆのトーク能力、特にネタの出し入れと切り替えの速さは他のメンバーの追随を許しませんね。完全に独擅場。また、美貴ちゃんがいなくなった今ではモーニングで唯一、毒を吐いても許されるキャラでもあるので、トークにおいては絶対に欠かせない存在になっていると思います。
さて、MCといえばリーダー・サブリーダーの2人によるMCもこの日だけはマニフェストの発表もなく、ツアー総括的フリートーク。サブリーダーがリーダーを労い、リーダーもサブリーダーにお礼を述べるという如何にもこの2人らしい展開の中、
||c| ・e・)|<今日も千秋楽だからってみんなが緊張してるとき、「だいじょうぶやよー*4」ってリラックスさせてたよねー
と、舞台裏をかる〜く暴露。
これまでも里沙ちゃんは幾度となくリーダーの舞台裏を暴露してきましたが、これっていかにも里沙ちゃんらしい行動だなぁって思います。加入当初からずーっと愛ちゃんを見てきた彼女だからこそ、「愛ちゃんはリーダーになって本当に頑張ってる」という姿をどうしてもみんなに伝えたいじゃないかなって。
ああ、軽い妄想はこのくらいにして本題に戻りますが、千秋楽SPのラストを飾るのはアンコール後。昨年秋ツアーのダブルアンコール*5からの期待もありましたが、今年はアンコールの「女に幸あれ」に続いて「青空がいつまでも続くような未来であれ!」が歌われました。聞きなれたオーケストラが流れてきた瞬間の会場の爆発力は本当に凄かった。形はどうあれ追加の1曲があるだろうということ、そして歌うならおそらくこの曲であろうということは客席のほとんどの人が思っていたことでしょう。それがキチンと具現化された喜びですから、何にも代えることができません。そして1番サビが終わるころには、みんな隣りとの間合いをはかってたんじゃないかと・・・
だがしかし・・・
好事魔多し。流れた間奏は2番サビ終わりの間奏・・・そう。青空トレインは丸ごとカット(涙)
春ツアーでは賛否いろいろあったと思うけど、でも今回はみんな待ってたんじゃないのかなぁ。メンバーだけじゃなく、会場全体で「アットホームなモーニング娘。」を体現できる最高のチャンスだったのにね。トレイン自体ができなかったことより、こんな絶好の機会を感じ取ってもらえなかったことがちょっと残念でした。
そしてメンバー全員が集まり、リーダーが代表してツアーラストのごあいさつ。愛ちゃんがあまりに神妙な面持ちでしゃべり出すもんだから、こっちはドキドキしてしょうがありません。モーヲタはいつでも恐れているんです。卒業発表というやつを。
客席全体がそんな風になってることを知ってか知らずか、愛ちゃんは最後までつとめて真面目にあいさつしてくれました。もちろん愚民どもの浅はかな心配は杞憂に終わったわけですが(笑)
ラストはセットリストどおり「ボンキュッ!ボンキュッ!BOMB GIRL」。前奏が流れて一瞬両わきにハケると、メンバーがそれぞれクリスマスコスチュームを取り入れて登場。里沙ちゃんはサンタの帽子をかぶって出てきました。しかし、小春のトナカイのかぶりもの姿が美味しいところを全部持っていった感じ。さすがミラクル。

難しい顔はしたくない
明るく楽しく生きたいの
こんな うちらのことを
愛してくださいな
素敵な未来をFor You

これはその「ボンキュッ!ボンキュッ!BOMB GIRL」の1番サビ部分ですが、ここに今回のツアーテーマの全てが凝縮されていたんだと改めて思いました。だからこそ、ツアータイトルも「ボンキュッ!ボンキュッ!BOMB」だったんじゃないのかなぁと。
長々と書いてしまいましたが、ツアーファイナルはメンバー全員、最後まで涙を見せることもなく笑顔のまま終了しました。
モーニング娘。そして美勇伝のメンバーをはじめ、このツアーを表に裏に支えていただいたスタッフのみなさん、参戦された方々、大変お疲れさまでした。

*1:「悲しいけど、これキモヲタなのよね」

*2:=面白い

*3:ぽけぽけぷぅ

*4:誇張アリ

*5:Go Girl