長野県県民文化会館

ツアー2週目。今回のツアーでは首都圏から遠い方の部類に入る会場ですが、新幹線とは便利なモノで、調べてみると日帰りが可能だということが分かったので急遽参戦してきました。しかしそこにはとんでもないサプライズが待っていたわけで・・・


昼公演開始直前。下手側から里沙ちゃんがひとり、マイクを持って登場しました。
||c| ・e・)|<ここで皆さまにお知らせがあります。
        私、新垣里沙は、昨日不注意により左の膝を痛めてしまいました。
        いつもどおりのパフォーマンスはできず大変申し訳ございません。
        でもそれ以外は元気なので、みなさん盛り上がって行きましょう!

正直ビックリしましたが、ケガをしたのが前日だったということもあり、フォーメーション等の物理面や本人含めメンバーみんなの精神面の双方とも準備期間があったので、結果から申しますとライブ自体は全く混乱なく行われたのが不幸中の幸い。
それでも左の膝をテーピングで固め、全く曲がらない状態となっている姿はもちろん痛々しさこの上なかったわけですが、挨拶をしているときの里沙ちゃんの表情にはまるで迷いがなく、むしろ覚悟を決めて凛としているように見えたので、この子は絶対に大丈夫!という確信が持てました。
コンサートが始まると、前半戦*1は下手側の段差に、後半戦は上手側の段差に座って歌う格好になりました。歌声はいつもどおり張りもあり、上半身を使って振り付けなどもこなしていたので、本人の言うとおり左ひざ以外は元気な様子でしたが、ハケや移動のときはひざが使えないので歩くのが大変そうでしたね。
モーニング全体のMCでは里沙ちゃんは向かって一番左のポジションですが、後半戦はアンコールも含めて上手側にいるため、最後のMCで一番下手まで行くのが本当にキツそうで、それだけはどうにかしてあげればいいのにと思っていたのですが、夜公演では一番移動距離が短い愛ちゃんの隣りに立ってしゃべるように変わっていてよかったです。
そして足の怪我といえば春ツアーの愛ちゃんを思い出しますよね。音符さんと一緒にポツンと佇む愛ちゃんの元へメンバーが代わる代わる近づいていく様子に強い絆と愛情を感じましたが、メンバー変更を越えてもなおその強い結びつきは健在でした。
怪我は本当に大変だし、間違いなく本人も相当に悔しい想いをしたことと思いますが、ここは敢えてそれすらもポジティブに考えたいなぁと思います。ちょっとやそっとの困難くらい簡単に乗り越えてくれるモーニングであったという風に。そしてメンバー同士、変わらず熱い愛でつながっているんだという風に。
あとは、少しくらい時間がかかっても全然構わないから、里沙ちゃんのヒザが元通りよくなりますように。

*1:オープニング〜人形劇休憩まで