総括みたいなもの

「シングル大全集」と銘打った春ツアーを受けての今回のツアー。例年の秋ツアーらしくアルバム曲やカップリング曲が多く歌われたほか、未発表曲やカバー曲が盛り込まれるというこれまでにない新しいスタイルで行われました。「これまでのモーニング娘。の歴史や足跡」に重点をおいた春ツアーとは全く逆に「現在のモーニング娘。の魅力とポテンシャル」に重点をおいた内容になったんじゃないかと思います。
その最たる部分が未発表曲である「私の魅力に気づかない鈍感な人」*1や、「グルグルJUMP」*2に込められていたのではないかと思いますが、どちらの曲もそれぞれのメンバーの「今」をイメージして作られていたように思いましたし、そしてまた公演を重ねるごとにどんどん独自の色を放ちながら育っていったように感じました。
またMCにおいても、初めて7期・8期メンバーのみでのコーナーが初めて設けられ、久住小春VSジュンジュンという2大核弾頭の対決をメインに据えつつ、その2人を必死に操る仕切り役の光井愛佳、最後の最後に一瞬で美味しいところをもっていくリンリンといったおのおののキャラクターをうまく生かせる構成となっていたように思います。先輩の手を借りずとも、十分に観客の目を惹きつけられるだけのものを作り出せるということを証明してくれたんじゃないでしょうか。
5期メンバーのトークにもありましたが、現在のメンバーになってから1年半。常に変化を続けてきたモーニング娘。の歴史において最も長い不変期間が続いていますが、こうして目に見えて全体の底上げが図られていることからも、そろそろ「未来のモーニング娘。」に向けて動き出してもいいんじゃないかな?ということも改めて感じたツアーになりました。
何はともあれ、メンバーのみんなをはじめ、このツアーを作り上げてきた全ての皆さま・・・本当にありがとうございました&お疲れさまでした。


さてさてそんな今回のツアーは全部で14都市35公演。自分が参加したのはそのうち9都市16公演でした。目標はいつも20公演前後においているんですが、自分なりのスタンスで頑張った結果がこれ。無理やり行っても結局長続きしないですし、個人的には十分満足しています。
中でも鹿児島・佐賀公演は、遠征先でのアフターライブなども含めてとてもよい思い出ができました。公演そのもので一番思い出に残ったのは・・・やっぱり千葉かなぁ。地元だったり2周年だったりと、まぁいろいろ頑張りましたからね(謎)

*1:光井愛佳ソロ

*2:久住小春、ジュンジュン、リンリン