Zepp Sapporo

||c| ・e・)|<あーべーさーん!! 

8月11日から始まったこのツアーも約3週間、札幌での2公演で全18公演が終了。短い期間ではありましたが、非常に内容が濃く、そしていろいろな出来事を経てここまでたどりつきました。かおりんの結婚・妊娠、ごっちんの途中リタイア・・・そのたびごとに残りのメンバーが力をあわせ、「モーニング娘。誕生10年記念隊」という名前に恥じない素晴らしいコンサートを披露してくれました。ファンとして誇りに思いますし、なによりメンバー5人に感謝したい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
さて今週はZepp FukuokaZepp SendaiZepp Sapporoと怒涛のライブハウス3連発だったわけですが、福岡と仙台は平日開催で人数も少なかったからか1階にも椅子が配置されていたそうですね。しかし、札幌では昼公演から椅子はありませんでした。昼公演はおそらく700人前後、夜公演は800人以上入っていたんじゃないかと思います。
個人的な話で恐縮ですが、昼公演はヲタ人生初のファミリー席を経験し、夜公演は3年ぶりのオールスタンディングを楽しみました。その3年前というのはメロン記念日でバリバリ頑張っていた頃だったりもするので、昔取った杵柄とでも申しますか、まあぶっちゃけて言うとスタンディングという形式自体は全く心配してませんでした。ただ正直なところ、メンバー的にもセットリスト的にもそんなに大きくはじけるようなライブでもないので、せっかくのライブハウスなのに誰も動かない可能性もあるかな?と思っていましたが、そこは千秋楽というスペシャル感なども手伝ってステージも客席もかなりヒートしていたので、前の方*1は結構熱くなってましたね。
すみません、余談が長くなりました。
さて今日はごっちんも元気な姿で復帰し、久々に5人の記念隊です。スタートはいつもどおり「モーニングコーヒー」から。画像にもありますがこの青いドレスがすごく好きでした。2つ縛りも最強!!*2
全員のMCでは、
(●´ー`)<ただいまー!!
のあいさつに、会場全体で
(ヲタ)<お帰りー!!
コールから。
ごっちんは、
( ´ Д `)<今回は体調不良でいろいろとご迷惑をおかけしてごめんなさい。でも今日はもう完璧なのでみなさんと一緒に楽しみたいと思います!!
と、完全復活宣言。
ラストのかおりんも、
川‘〜‘)||<みなさんただいまー!!
(ヲタ)<お帰りー!!

と、凱旋コンらしい内容になりました。


なっちのソロMCでは、いつもツアータイトルの「サンキュー My Dearest」にちなんで「ありがとう」という気持ちを大事にしたいというお話をしてくれます。ツアー中は普段の30%増しで「ありがとう」と言うようにしてると言っていましたが、この日は50%増しに増量されてましたね。
そして夜公演では、
(●´ー`)<このツアーを支えてくれたスタッフの皆様方をはじめ、ごっつぁんが参加できなかったときに助っ人に来てくれた梨華ちゃん、よっすぃ、圭ちゃん。改めて娘。の絆を感じることができました。そして何より、私たちのコンサートを見に来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
と、ちょっと涙ぐみながらの「ありがとうトーク」になり、期せずして会場はなっちコール。自分もちょっと涙が溢れそうになりました。


ごっちんのソロMCは、まずいつもどおり「夏トーク」。以前、ツアー中のどこかで「冷麦の色のついた麺が好き」というお話をしたそうですが、その続編として実際に家族で冷麦をやったときの色付き麺争奪戦(?)のお話。そして体調不良で途中出られなかったのが本当に悔しかったというお話。ここでも会場はごっちんコールに包まれ、感極まって涙ぐみそうになり、顔を覆って後ろを向いてしまいました。
( ´ Д `)<こういうの苦手だから勘弁してぽー


そしていよいよかおりんの登場。夜公演前、会場の外では実行委員(笑)の方たちが一生懸命白いサイリウムを配っていました。今まで卒コン等でこの手のものを受け取ったことはありませんでしたが、記念隊自体が大好きになっていたので、かおりんを気持ちよく送り出してあげたいなと思い受け取ることにしました。
「泣かずにいられない私です」の前奏とともに会場中に灯る白い光。さいたまスーパーアリーナ横浜アリーナのように一面光の海になるほどの規模ではありませんでしたが、みんなの気持ちが彼女の心に届くには十分すぎる数だったと思います。我々の前に姿を見せたかおりんは、あの卒業コンサートのときのようにぼろぼろと泣いていましたから。
結局、歌の間中涙が止まらずほとんどまともに歌えませんでしたが、その後のMCでは涙もおさまり、
川‘〜‘)||<本当に「泣かずにいられない私です」ね(笑)
って、誰がうまいこと言えと(ry
MCではこれまでのモーニング娘。のこと、これからお休みをすること、そして新たな魅力を身につけて戻ってきますと語ってくれました。そして最後、ファンやスタッフに向かって、
川‘〜‘)||<わがまま言っていいですか?泣いちゃって歌えなかったんで、もう1回歌いたいんですけど・・・
彼女独特のプライドの高さというか、こういうところがいかにもかおりんだよなぁって思いました。リーダーに就任した頃からすっかり一歩引いたお姉さん・お母さん的な空気を醸し出すようになった彼女ですが、ASAYAN時代の「昨日に帰りたい」発言や、うたばんの「ジョンソン」に代表される彼女の本質が、実は全く失われていないんだというのを改めて感じさせてくれて、なんだかそれが嬉しかったです。


楽しい時間というのはあっという間に過ぎていってしまうもので、アンコールを経てラストの「恋の始発列車」。間奏でかおりんも登場し、5人になってラストの大サビあたりで上からたくさんの風船が落ちてきました。前で見てた自分は里沙ちゃんが投げてくれた風船をつかもうと必死でしたが(笑)*3、後ろから見たらすごく幻想的な光景だったんじゃないかな・・・ヲタが必死で台無しだったかもしれないけどwww
それはさておき、以前、曲別の感想でも書きましたが、この曲はラストでありながら明るい未来を予感させてくれる曲なのでこのコンサートにはピッタリだと思います。
ツアーは終わってしまいましたが、この列車が走る線路はハロプロの未来へとつながっていると信じていきたいなと・・・そしてそれを信じさせてくれるクオリティのコンサートでした。


かおりん、なっち、ごっちん、里沙ちゃん、小春ちゃん・・・お疲れさまでした。そして、本当にありがとう。
結局全部で10公演も参加することになりましたが、どれをとっても思い出深い公演になりました。結局今年も熱い夏になったなぁ(笑)

*1:とは言っても3〜4列目くらいまで

*2:ツアー後半は残念ながらこの髪型はほとんど見られませんでしたが。

*3:結局、風船はゲットできず