大阪・新歌舞伎座

ごまblogからぬっち

急遽、大阪にも行ってきちゃいました。金・土曜と計4公演。このツアーを見れば見るほど記念隊が好きになっていく不思議。最初は里沙ちゃんの活躍をきっかけにハマっていった訳ですが、今ではこの5人が醸し出す独特の雰囲気が楽しくて仕方がありません。
さて、今回のツアーはホール*1で始まって、歌舞伎場*2→スタンディング*3という3種類の全く違う会場で展開されていくんですよね。歌舞伎の会場は初めて入りましたが、中にはずらっとちょうちんが並んでいたり、左右の特別席には机が備えつけられていたりと、当たり前ですが通常のホールでは絶対に味わえない醍醐味がたくさんありました。
ほかにも、ステージ下手の2分どころあたりには前後に花道が走っていて、コンサート中に何度かメンバーが訪れます。また、最後はその花道を使って退場していくので、近くの席はかなり高騰しているようです(笑)


前回見た中野の初日公演と比較して、ユニットとしてのまとまり感がものすごく大きくなっていてビックリしました。1ヶ月に満たないような短い期間のツアーですが、さすが名うてのメンバーが集まっているだけあって、1公演ごとの進化の速度がすごいですね。そろそろツアーも折り返し地点ですが、果たして後半戦はどんな風になっていくのか、そして最後にはどんな風になっていってしまうのか・・・見届けない訳にはいかなくなってきましたね。
しかし、今さらながらに記念隊のメンバー構成を振り返ってみると、モーニングのマザーシップであるなっちを始め、隆盛期の大スターごっちん、近代モーニングのミラクルエース小春という「陽」に対し、なっちと並んで初期モーニングの顔でありながらグループを後ろから支えられるかおりんと、モーヲタの象徴としてどんな苦労も厭わないポリバレントな働きを期待できる里沙ちゃんという「陰」を配すことによって絶妙なバランスで成立してるのが分かります。こういったスペシャルなユニットというのはついつい4番バッターばかり集めがちですが、的確な選択により特徴のある5色の絵の具がそれぞれの役割を果たし、「モーニング娘。誕生10年記念隊」という素晴らしい1枚の絵画が描かれているように思います。
里沙ちゃんについてはこのほか、メンバー全員とモーニング娘。の時間を共有している唯一の存在として「10年記念隊」という時間軸の上で最も重要な役割も与えられ、小春と卒業メンバーを結ぶパイプ役としての意義も非常に大きいものとなっています。実際のところは自由奔放すぎる小春のお目付け役として、暴れ馬の手綱を握ることに終始しているわけですが・・・なかなか簡単にはいかないようで(笑)
今ツアーのDVDパンフに始まり、各公演のMCなどでも小春の暴れっぷりは一筋縄ではいきません。かおりんが初日のMCで既に「さすがミラクル」と評したくらいの状態ですので、あとは推して知るべしといったところでしょうか。おかげでかおりんの顔が、モーニングのリーダー時代のようになっているのは決して気のせいではないと思います・・・
噂によれば、日曜日のモーニングのCDイベントでも美味しいところを全てもっていったのはVTR出演した小春だったとか・・・
もちろん里沙ちゃんはそうやって苦労しているだけではなく、憧れのなっちとの久しぶりの活動に喜びあふれ、見ているこっちもすごい多幸感に包まれます。MCでなっちの話をしてるときの里沙ちゃんの表情ったらないですよホントに。


さて、今週末の名古屋公演を見たあとで、セットリストに沿って曲別の感想を書いていこうかと思います。本当は今回書こうと思ってたんですが、ユニットへの思い入れだけでかなり長い文章になってしまいましたので(笑)
そういえば日曜の夜公演中に、ごっちんが体調不良で引っ込んでしまったらしいですが大丈夫でしょうか。ここ最近、記念隊のイベント等で欠席が目立っているだけに少し心配なところです。名古屋では5人が元気に揃ってくれることを願ったところで今回の更新は終了します。

*1:中野サンプラザ

*2:大阪・新歌舞伎座、名古屋・御園座

*3:福岡、仙台、札幌のZepp3会場